長時間利用するオフィス家具・デスク用オフィスチェアは身体の負担を考えましょう!
2016.11.19
オフィスで利用する椅子は大きく2種類あります。
1番目のデスクチェア(オフィスチェア・回転椅子)は自分自身のデスクで長時間使うものです。疲労や腰痛を予防するためにも、座り心地や体にあっているかを考慮しましょう。
会議のときに利用する会議用ミーティングチェアも、雰囲気にあったデザイン性や収納性、座り心地などを考慮して選びましょう。
- デスクで利用する椅子
長時間のデスクワークに使用するデスク用オフィスチェアは身体の負担を考えて選ぶ必要があります。一般的に良いとされているのが、背もたれが高くなっているハイバックチェです。背面を広くサポートできる特徴があります。背もたれを使用しながら座るのは楽ですし身体の負担軽減に役に立ちます。
ただし背もたれの機能を過信するのは禁物です。だらしのない姿勢で長時間のデスクワークをつづけて、体を甘やかせ続けると体幹の筋力も弱り腰痛やからだの歪みの原因となります。
背もたれの低いローバックタイプのチェア。こちらはハイバックチェアよりリーズナブルな料金で、視界を遮らない高さですから圧迫感もありません。一般的にローバックや肘掛けのないチェアは組織内の序列の低い人々が使っていましたが、今ではそういった風潮も薄れてきているようです。
どちらの場合も、身体にあったサイズや形のものを利用しましょう。
ただし一般的なオフィスの場合は同じ商品をまとめて購入します。個人個人の体格を考えて発注するのは無理があります。
最近では座面の奥行き調整機能があるものが各メーカーから発売されていますので、そういったものを選択すれば社員各人の体格差が大きい場合でも比較的容易に全体が満足して使用することが可能です。
- 肘掛け(アームレスト)の効能
肘掛けは文字通りゆったり座るときに腕を肘を置くことができる部材ですが、着座や立ち上がる際にも役に立ちます。
手をかけて上記の動作を行うことにより、足腰に掛かる負担を軽減することが出来ます。
肘掛けがあるオフィスチェアを使用する際には積極的に利用すると良いでしょう。
- おすすめしたいヘッドレストや可動アームレストつきチェア
デスクワークが長時間に渡る場合は導入を検討してみましょう。頭を支えるヘッドレストはパソコンを利用するときの首への負担軽減があります。逆に、前傾姿勢が多い部門(書類記入が多い)では必要性が少ないでしょう。アームレストは腕を支えてくれます。背中や腰にかかってしまう傾向にある体重を分散させてくれたり、負担を軽減してくれます。
アームレストの中でも高さや角度幅などを調節できるアジャスタブルアーム(可動肘)タイプは特におすすめです。
アームレストの腕を置いたままで、キーボード操作やマウス操作が可能ですので腕や方への負担を減らし、正しい姿勢での執務を行うことを協力にサポートしてくれます。
後傾姿勢での執務をされる方はヘッドレストは必須でしょう。
可動肘とのコンビネーションで身体の疲労は非常に小さくなります。